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9月7日(土)  emoji

今日も朝から雨模様の小浜です。今週は毎日雨でしたね。

さて、今日はこのブログ初だと思いますが、他人のブログを転載します。

かなりの長文ですが、私の考えとまったく同じな上に、文章がわかりやすいのです。

テーマは、旭座とまちの駅の事。

新旭座で、はまかぜプラザで毎月やっている事の発展系をやりたいのですわ。具体的に小浜市の観光まちづくり計画として動き始めています。

ではどうぞ。



旭座再生活用の議論

 この旭座の保存活用運動。実は有志で5年あまりも前から続けられている。ようやく日の目をみるのか・・・と思っているが、市民全体での議論が展開されてきたとは言い難い。議会も二の足を踏んでいる。数年前から議論があった旭座。価値や保存復元方法、活用方法など行政や各種団体の意見も少なからず吸い上げる努力はされていきている。しかし、予算ありきの行政。議会からの圧力が大きいと情報の市民開示と公の議論展開はおのずと少なくなる。議会と行政の感情論的なムダ時間により旭座は朽ち果てようとしていた。

 そのような中で、旭座再生の会という市民団体はさまざまな取り組みで旭座を知ってもらおうと活動を開始した。旭座のボランティア清掃や簡易な修復作業、旭座を学習する市民参加型ワークショップ、放生祭お休み処、アーティストインレジデンス会場などなど。特筆されるのは旭座ジャズナイト☆芝居小屋というと単なる歌舞伎などの芝居だけの施設と思われがちだけどそうではない。講演会や物産展など多用途に使われているし、時代の後半には「映画館」として親しまれた。日本人になじんだ昔ながらの「文化会館」(多目的ホール)なのだ。では、現在の文化会館と何が違うのか…。
 
単純に言えば一つは日本人になじんだ和仕様であること。もうひとつは飲食が可能な舞台と客席が一体となった空間であることだろう。簡単にいうと「構える異空間」ではなくて「日常の中の楽しむハレの空間」なのだ。小浜を見る時、多彩多様で貴重な和要素がある。寺院、文化財、町並み、祭り。これが小浜の誇れる姿。この空間で情報発信すれば小浜のステイタスは格段に上がる。もうひとつは飲み食い。食のまちづくりを進める上でも小浜らしい空間は欠かせない。小浜を感じて小浜の食を楽しむ。すばらしい空間になるだろう。舞台と客席が一体となった庶民のホールとして。舞台には市民が・・・。客席には市民や観光客が。真の観光交流の場となる。

 観光客が求めているのは、物見遊山ではなく、その土地ならではの雰囲気の中での体験と交流が主となっている時代だから。ここで文化会館ではないことを気付いてもらいたい。昨年の旭座ジャズナイト。興味深い事例があった。旭座ジャズナイトの根本は、旭座の性格を知ってもらうことにあった。酒をのみ舞台と客席が一体となること。ここで起こった議論。一般の方から、会話や騒ぎがうるさくて音楽に集中できないと・・・。一方、そんなこと関係なく客席うしろで音楽と一体となって盛り上がる集団(笑)。いつから日本人は静かな聴衆になったのだろう??当然、クラシックではそうはいかないだろうが、民衆の音楽はそんなものではない。奏者の皆様はマナーが悪いではなく、一体感がとっても良かったと感動してくれている。ここに一つのキーポイントがある。



旭座の価値

 すでにオンボロで壁土も落ちてバラックのように見える旭座。単純な建築物としての残存率は18%らしい。旭座に愛着をもって通っていた年代の方もほとんどいなくなっている。1階の客席・舞台も撤去され、普通にみれば芝居小屋の面影はないだろう。そのような現状で価値はどこに見出されるのか。一般に分かりにくく個人的主観でよく議論されてしまっている。

 文化財の価値を一言で言うと学術的価値があるもの。その中には芸術的価値と希少価値がある。旭座は全国的にも最小クラスの簡素な芝居小屋なので芸術的な装飾は少ない。しかしながら、その時代を象徴する格子組みの照明天井や、2階桟敷や羅漢台など特徴的な構造を随所に見せる。なにより、港町として栄えた小浜の民衆文化振興の歴史背景を一手に背負っている。希少価値から言えば全国にも当時代の小屋は30か所程度しか残っていないという価値観を見いだせる。指定文化財として余りある要素を兼ね備えているのだ。
 
 単純に建築的に18%しか残っていないと一言で納めてしまえば、旭座の価値に風呂敷をかぶせてしまう。旭座の内部は多くが撤去されているが復元に十二分な痕跡を残している。実はこのこと自体も奇跡的であり、全国的に希なもの。建物の主要な構造体に関してみればほぼ完全に残っている。例にあげるのはどうかとも思うが、国宝明通寺や重文の若狭神宮寺は、どれだけ建築当初の部材を残しているか?明治時代に荒廃した若狭神宮寺の写真と今の保存復元工事が終わった神宮寺を一度比べて欲しい。木造を主に自然素材を多用する建築が基本にある日本。自然と人が共生しながら、その時の用途、技術などで更新しながら守られていくのが日本建築である。旭座は文化財の世界では新しい建築の部類であり、そのことが置き去りにされている。守られていく日本建築の一課程にいるだけなのに。オンボロの外観で「価値なし」と言って失うことはできない。



文化財の保存と活用

 文化財は保存だけでなく活用!!最近よく言われる言葉。でも文化財保護法の冒頭にも位置付けられているのです。文化財といっても人が関わるもの。人の息吹がないと守り伝えられないのは当然です。「古いでしょ」「いい空間でしょ」で残しても一時のこと。かならず廃絶します。また、用途も大切。建物は用途にあった作り方されています。宗教施設である寺院をホールとして残しても恒久的保存につながりません。そもそも信仰用途に作られているのですから、無駄は省かれ、建築の根本がくずれて、いずれは無くなっていきます。旭座も目的外の工場や倉庫として個人所有となったからこそ廃絶しようとしています。個で持てる建築ではないのです。公や団体のホールというのが旭座を恒久的に残していく唯一の道筋です。伝統と現在をミックスした新ホールとして。
 
 残っていればよかった・・・といわれるいくつもの小浜の近代遺産。堀川の蔵群、福井銀行玉前支店、はねあげ橋などなど。これらは目的を見失い人知れず廃絶していきました。旭座はこの後を追っていいのでしょうか。これ以上に後悔するのは目に見えています。保存だけでなく活用を並行して見つめなければなりません。



移転復元の可否

 文化財といえば現在地に残すというのが大前提です。そこに生きた歴史をすべて背負っているのですから。でも、活用という観点で見たとき、そこに有ることができないものとなっていれば移転するのはやむをえません。活用できずに残すだけ・・・ではいずれ廃絶するのですから。建物の用途を最大限生かし、歴史的背景も大きく損なわない。そこを目指すべきでしょう。建物は不動産ですが、実は動きます(笑)芝居小屋でいえば、江戸時代の江戸芝居小屋は、町々を転々とします。重要文化財の金毘羅大芝居は活用を主眼に移転復元されています。
 
 いまの旭座は現在地での活用にかなりネックがあります。法制上や近隣の状況、所有者の意向などなど。そこから商業等跡地への移転案が出ていることを理解しなくてはなりません。



旭座を中心に視野を広げると・・・

 芝居小屋は民衆の娯楽の場ですから、人が集う賑わいの場に作られます。小浜では中心市街地活性化の議論の中で、商業棟跡地が正にその場所であると位置づけられました。市街地活性化には当然商店街の活性は欠かせません。でも衰退の一途ですよね。私はお買い物の大半は大きなショッピングモールやアウトレットです。でもよく考えてみると・・・大きなショッピングモールは魅力的な店舗やブランドの集合体。そして必ずあるのが映画館とゲームセンター。商店街を魅力的な個人店舗の集合体とすれば、中心市街地に娯楽性のある旭座の必要性が見えてくると思います。
 
 もうひとつ。旭座は市街地の持物と勘違いされやすいですが、実は郡部の方々が中心に楽しむ場でした。田植え終わりの野上がり興業では、驚くほどの観客動員があったようです。今、小浜の村部はめざましい地域づくりをしています。それを披露する場としては最高だと思います。地域で構築されたものをインフラ整備が整っている町で外に大きく発信する。まちづくりが苦手な町に任せていては活用が怠り、小浜公民館別館になってしまい、いずれ旭座はなくなります。村部のまちづくりで乗っ取るくらいの気合がないと旭座の復元の意味は消えていくかもしれません。



あなたならどう使う??
 
 わたしなら・・・。和空間の魅力を最大限活用したいですね。放生祭のお囃子会なんか定期的にあればすごく小浜らしい。いや放生だけでなく市内には沢山のお祭りがある。わが区のお祭り一番という感じで定期プログラミングできないか。その時には前庭で子ども縁日が開かれるとすばらしい。落語は上方落語協会に認められるくらい定着しています。大阪繁昌亭の登竜門みたいな感じで若手落語家の常置小屋になれば市外からの誘客も図れます。若手落語家が真打ちで大物になれば「小浜」がどんどん全国に出てきます。女性落語家や大学落研の聖地にしてもいいかも。若い人には映画館。和調のオシャレなカフェとして使われることがあってもいいかもしれない。こどもが楽しめるワークショップも行われるといいな。ゲームセンターじゃない楽しみを提供してあげられる場として。スポーツのパブリックビューイングなどもいいね。いや・・・酒を楽しむスポーツバーのようなものかな。三丁町の芸妓さんが都をどりのようにイベント登場しても楽しいね。茶屋遊びできない若手のための登竜門として。当然多様な音楽コンサートもあり。ジャズナイトだけでなく。歌舞伎だって見てみたいと思う年頃になってきた(笑)吉本新喜劇きたらおもろい。いや・・・興業だけでなくやはり地域活動を出す場が一番いいかな。なんでも使える。市民には敷居の低いホール。来訪者は小浜文化が楽しめ、市民と来訪者の交流が楽しめる場。若者の活動拠点。すべてを包括したプログラミングを行う必要があります。
 
 正直、活用ありきなので、この議論は遅いくらいになっています。活用のないままに「知らんわ」「関係ないし」ではなく、小浜の魅力を最大限に活かす議論を早くしましょう。この議論を封印する人は何人たりとも許すことはできませんね。
 
 いまや町並み保存をすすめる重伝建地区は100地区を数え、国宝重要文化財は数千件。全国に30か所、県内唯一のブランド力を最大に活かし、まちづくりの拠点として生まれ変わる旭座を多くの方々と議論しなければ・・・。歴史が深く、まちづくり活動が活発な小浜の聖地として活かさなければ。「まちの駅」というのは場所の問題だけ。旭座は無限の可能性を秘めています。




そのとおり!!!
と思います。


さて音楽です♫

今日も「満点ギター」です。

4回目にして初めて日本のミュージシャンを紹介しましょう。

もちろんCharさんです。

彼のデビューアルバムの1曲目。この時点で満点です。
当時こんなサウンドのロックバンドなかったですよ。
スティービー・ワンダーなんかの雰囲気ありますね。

ギターソロは凄いの一言に尽きます。満点以上。いまだに私はイントロもきちっと弾けませんわ♫



Char  Shinin' You Shinin' Day

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福井県小浜市はまかぜ通り商店街の、「はまかぜライブ」など、音楽の話題を中心にしたブログです。